エッセイ98-Essay98-2003.05
<森のギャラリー>

 

 

 また、森で憩い、激写し、ペンで表現する嬉しい季節を迎えている。4月上旬白樺樹液採りから森明けとなったが、各地の花粉症に悩む方々にそれを届けた。すぐに、不快な症状が消えた、と感謝の声が届き喜びを以て私の森暮らしは始まった。

  時移り今、野山には次々と花が咲きいで、私は一つも見逃すまいとデジカメをもって追いかけている。このようにしてここ5、6年間に数千枚の花画像を撮りためたが昨年、今年とゴールデンウィーク時に流氷科学センターにて写真展を開催させて頂いた。

  昨年その作品が戻ってきた来た際ふと考えた。「この作品を山小屋の板壁に張り出してみようか。」早速仕事にかかり自分の写真、孫の絵や習字、生徒たちのイラスト作品も展示した。身障協会の陶芸部に入会し、看板、犬、リス、小鳥、チョウなどを焼き飾りつけた。今年は陶板製の樹木名札を掛けようと、ただ今制作中である。

 私の夢、それは森のギャラリーを作ること。札幌の芸術の森程に大規模とは行かないが、自分の森に樹木や草花、生き物といった自然にマッチさせて、私や家内、孫や生徒たちの作品を配置する。釣りや山菜採りでそばを通った方が、ふと気づいて鑑賞し、心安んじて頂ければそれで十分といった、ささやかな芸術の森にしたいものである。



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