Forest of OKHOTSK
エッセイ12 -Essay12-   18.07.1996

<仲間達との再会>


 森通いもすでに二週間を越えた。今日の枝焼きで当初予定した大仕事は殆ど終わった。森の見通しもすっきりして、どこを歩いても枯れ枝が散らかっていず気持ちがいい。
 昨日、ウグイスの初鳴きをきいた。わずか二鳴き、ほんの挨拶であったが、今日から本格的に歌が始まった。いつもおもしろいと思うのは、はじめのうち歌は下手なこと。
 どこかぎこちなくて思わず笑ってしまうのだ。3、4日もするとぐんとうまくなり聞き惚れる。
 ホーホケキョ、がウグイスの唯一の声ではない。ホホホー、ケッキョケッキョ、ケケケケケなど、様々に鳴き分ける。
 ほかの鳥でも同じである。昨年オンコの剪定中に鳥の巣を見つけ、雛がかえり、育ち飛び立つまで間近で観察したが、今年もあのアオジが帰ってきた。 
今日、ピーチュルチュルチーとの特徴的な歌声を聞いた。 
雛の頭をつついたり背中をなでたりと、我が子の成長を見守るような気持ちで接したが、今年もそんな幸運にめぐりあいたい。
 つぎつぎ南から仲間が戻り初めていることが判り、嬉しい。虫もいろいろ、姿を見せ始めた。
カエルが穴から出て草のなかで大きなあくびをしていた。間もなく蛇君も目を覚ますだろう。森は一気に賑わいを見せ始めた。


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